ソロモンの戯言

僕が誰かということじゃなく君がどう生きているかに寄り添いたい

結局、そこなんだ

日曜日、月曜日、火曜日そして水曜日。

電話したの1回きり。メッセージも1度のみ。

 

すごくすごく、長く感じる。時間が経つのが遅い。

彼のせいじゃない。わたしが電話に出ていない。

わたしがメッセージを返していない。

 

試しているんだろうと言われれば、そうだと思う。

もう愛していないのかと言われたら、それを確かめるためだと言う。

彼の愛をではない、わたしの愛を。

なんだか枯渇してしまったから。

それを取り戻したくて距離を取っているのだ。

声が聴きたいな会いたいなってすごくすごく願っているのに

連絡をして、また当たり障りのない調子で「また掛けるよ」

「今日そっち行くよ」「明日の午後に会おう」

って言われて、期待して、がっかりする。

その、がっかりするエネルギーがもうない。

期待するエネルギーがもうない。

これ以上傷つけられたくないって心が拒否反応している。

 

だけど、彼はそういうところはあるけれど

返事はよこすし電話もかけてくる人なのだ。

わたしみたいなこと、したことはないのだ。

そのことに対する罪悪感も、それ相応に感じていたりはして

だけどいざメッセージ送る?電話する?ってなったら

心が前を向いてくれない。足がすくむ、とは言わないけれど

ためらってしまって、結局何もせずに終わってしまう。

そのくせ言い訳ばっかり頭の中で復唱することには余念がなくて

もし何か言われたらあぁ言おうかこう言おうか、

はっきり言おうかオブラートに包もうか、どうしようかこうしようか…

 

めんどうくさいなって思った。

 

今、書いていて、己の面倒くささに辟易してきた。

 

ゾッとも、してきた。

 

でもなんか、時間が必要だなって感じているのも本当なの。

事実なんだ……辛くなってしまっている自分がいる。

相手のことなんかちっとも考えずに自分だけ辛いふりしているのかとか

でも相手だってわたしのこと悲しい気持ちにさせたけど知らんふりだぞ

ケンカ両成敗っていうだろうそうだろうって

 

なんかもうそんなこと考えるのも悲しい。

 

 

好きというだけでは、やっていけないことがあるのだな。