ソロモンの戯言

僕が誰かということじゃなく君がどう生きているかに寄り添いたい

思ってもみなかったところが着地点になることなんて、そう、割とあることなのよ

気分がよくてテンションが高くて

そしてそれをなんとなく保っていたかったわたしは

 

「ひとカラ」

 

つまり、ひとりカラオケなるものを実行するべく

ゆーちゅーぶにガシガシ入り込んでいって

あっという間に歌いたい曲を見つけ出して

そうしたらやつらも賢いもので

(ふむふむ、君はこんな歌を歌うのかいではこれはどうだ?)

ってな感じで片っ端からナイス選曲を順繰りに流してくれて

 

かれこれ40分くらい気持ちよくわたしは歌を歌っていたんだけど

急に涙が出てきてしまって、ぽろぽろ泣けて、ストップした

 

自分でもなかなかうまく歌えたなぁと思って

…いや、別にそのことに感動して泣いてしまったということでは

決してないのだけど

歌詞がなんか、懐かしいというか改めて今の自分として聞いてみたら

じんわりじんわり沁みて沁みて

沁み込んでいく過程で心のやわらかいところをふわっと押していったらしい

 

 

…今ここにないものを、想う気持ちがふっと湧いてきたというか

無くなったことはなくて、ずっと在るんだけど

在るということをすごく意識することも減っていた最近ではあって

それはきちんと前に進んでいるということでもあるし

日々を積み重ねて生きているということに他ならないけれど

思い出した感覚そのものがすでに懐かしいし

それってあたたかいのにこんなにさみしい

 

 

いつか会えたら、そのときなんて言おう

ありがとう、かな

元気かよー(笑)、かな

どうなんだろうな

 

 

思いもよらない形でカラオケが終わった(笑)

びっくりした