ソロモンの戯言

僕が誰かということじゃなく君がどう生きているかに寄り添いたい

わたしはソルジャー。そして、またここに新たな同志が。

ちょっと濃いめの顔のイケメンと

昨日の夜仕事終わりにお茶してきたんだけど。

5,6年以上前から知ってるし

一時期ちょっといい感じではあったんだけど

今は別にどうということもなくって

ただ、最近になってまた会う機会が増えているの。

 

わたしもそうなんだけど、どうやらあちらさん

心理セラピーに通っているみたいなのね。

ちょっと仕事で海外に行っていたんだけど

その3年くらいの間に色々あったらしくって

なんだか自分が壊れちゃったらしいんだわ。

お金とか人間関係とか嫉妬とか

そういうものにばかり囚われて生きていたらしくて

生活のリズムだってそりゃもう酷かったらしい。

でもそういう世界がそもそも好きというか

ジッとしていられない性分にぴったりはまってしまう

だからドラッグとか夜中心の生活とか

そういうことにのめり込んでボロボロに疲れて戻ってきて

それで落ち着こうってことで通いだしたらしい。

 

ヨガを始めたんだけど、これはきっといいぜー

って何回も言ってくるの(笑)。

アルコールもなるべく飲まないようにしてるんだって。

別にアルコール依存症だったわけでもないんだけど

アルコールとかタバコとか

そういう小さなものが全て昔の生活に繋がって

ふとした瞬間に呼び起されちゃうから禁煙・禁酒中なんだと。

…まぁその感覚は分からないでもないよね。

大丈夫になってきたと思っても

ふとした瞬間、気を緩めたつもりがなくても

その場所の空気とかふっとすれ違った人の香りとか

色んなことが引き金になって自分のコントロール外のところから

エネルギーが溢れ出してきてしまうということは確かにある。

それが良いエネルギーならいいんだけど

いつもそうとは限らない。

 

昨日話していてもやっぱり落ち着きがなくて

ソワソワしてるしキョロキョロしてるし

バシバシ叩いてニコニコしたかと思えば

またソロソロして急に立ち上がったりして。

昔よりも確かに落ち着きがなくなってるなとは

前回に会った時に感じたんだよね。心配になって。

それで今回またお誘いしてみたんだけど。

 

人間は弱いんだよね。みんな誰でもそういうとこあって。

それを隠したりちょっとさらけ出したり

人それぞれ方法があって向き合い方があって

でも治すとか治さないとかそういうことでもない。

それがあるということを認めるところから始めないといけない。

 

がんばってるんだな、闘ってるなって思いました。

わたしも闘ってるけど、彼も今闘ってる。

だから今、私たちの距離が近いのかもしれないとも思う。

同志っていうか。同じ目に見えない敵を相手にする者同士。

自分の中にある大きな真っ黒いものに

すり寄っていくのかなぎ倒そうとするのかはたまた

真っ白いペンキでもぶちまけて見えなくさせてしまうのか。

わたしたちの戦いはいまやっと始まったばかりで

この先いつゴールが訪れるのかは誰にもわからなくて

だからこそ支えが必要で時に話せる相手が欲しい。

 

我々は皆、ソルジャーなのだ。

 

がんばろう、無理せず。